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戸建ての売却で起こるトラブル事例と対策

戸建ての売却は動く金額が大きく、経験も少ないためトラブルが発生しやすくなります。主なトラブル事例とそうならないための注意点を解説します。

case1:戸建て売却の重要事項説明に関するトラブル

不動産売買の中でも多いのが重要事項説明に関するトラブルです。

事例を紹介

  • 居後間近かに高さ5mの要壁が建築された事例。環境を重視して不動産購入をしたい旨の依頼を受けた媒介業者が、周辺環境について十分な調査・結果を説明せずに、しなかったことは、契約上の調査・説明義務に違反するとされ、購入動機・目的を知っている媒介業者の調査・説明義務違反による損害賠償請求が認められたケース。
  • 近隣牧場の悪臭の不告知をめぐるトラブル事例。近隣牧場からの悪臭について説明を受けていないとして、買主が物件の買戻し又は損害賠償を求めたもの。解決金169万円余で和解成立したケース。
  • 車庫に関する不十分な説明をめぐるトラブル新築戸建て住宅を購入した買主が駐車場への車庫入れが困難であるとして売主業者に対して白紙解約、損害賠償等を要求したもの。解決金30万円にて和解成立したケース。

参照元:不動産適正取引推進機構 不動産トラブル事例データベース(https://www.retio.or.jp/cgi-bin/trouble/example_display.cgi?number=30) 参照元:不動産適正取引推進機構 不動産トラブル事例データベース(https://www.retio.or.jp/cgi-bin/trouble/example_display.cgi?number=20) 参照元:不動産適正取引推進機構 不動産トラブル事例データベース(https://www.retio.or.jp/cgi-bin/trouble/example_display.cgi?number=10)

トラブルに巻き込まれないために、対策方法を解説

契約をする前に、行われるのが重要事項説明です。宅地建物取引士が、書面と口頭で購入予定の戸建てや取引条件に関する重要事項を説明します。この重要事項説明書には、専門的な内容も記載されているため、難しいと思う方も多いと思いますが、ひとつひとつすべてをしっかりと確認、理解することが後々のトラブルに巻き込まれないためにも重要です。

もし、この段階で1つでも不明点や不安な点があれば、必ず納得できるまで確認しましょう。

case2:戸建て売却の契約に関するトラブル

契約を交わした後、支払いと引渡しまでの期間に相手から契約解除をされてしまった…。新たな家を購入していた場合など今さら元に戻れず困ることもよくあります。

いくら「契約自由の法則」が原則とはいえ、大きな買い物である不動産に関しては双方安易に解除するようなことがないよう、手付金制度が一般的にとられています。買主からの解除であれば、売主は買主から受け取った手付金(代金の5~10%)をいわば迷惑金として没収できるのですが、買主がそれを不服として争うケースもあるのです。

トラブルに巻き込まれないために、対策方法を解説

売主・買主双方が仲介する不動産会社(仲介業者)に任せっぱなしにせず契約内容をしっかり把握しておくことにつきます。特に売る側は解除の条件と解約手付について十分確認しておきましょう。

case3:戸建て売却の瑕疵担保責任に関するトラブル

瑕疵とは家が本来あるべき品質を欠いていることで、床の傾斜や雨漏りなどが一例です。

事例を紹介

  • 過去の建物火災についての調査・説明義務が不足。過去の火災による焼損等は隠れた瑕疵に当たり、売主と媒介業者に損害賠償責任があるとされた事例

参照元:不動産適正取引推進機構 不動産トラブル事例データベース(https://www.retio.or.jp/cgi-bin/trouble/example_display.cgi?number=71)

トラブルに巻き込まれないために、対策方法を解説

個人が売主の場合、「瑕疵担保免責特約」付きで売ることが多いので、売った家に不具合が見つかっても普通であれば売主が責任を負うことはありません。ただし売主が瑕疵を知りながら黙っていた場合は特約の対象にはならず、瑕疵の程度によっては修繕費用だけでなく損害賠償金を請求されることがあります。

これくらい大丈夫では、と素人判断をしてはいけません。家に少しでも気になる点があったらすべて仲介業者に話しておいて下さい。