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少しでも高く売るには

マンションを高く売るためのコツを大公開!部屋別にしておきたいことや売出から成約までの日数、売却のタイミングなど情報盛りだくさんです。

1円でも高くマンションを売却するためのコツ

コツその1:一括査定サービスを利用する!

まずは手軽にインターネットで、無料の査定サービスを利用してみましょう。物件の築年数、間取り、専有面積、住所などの情報を入力すると、不動産会社が画面に表示されるので、慣れていない人でも気軽におよその売却額を知ることができます。

ここで、複数の不動産会社で査定してもらうようにしましょう。知名度やイメージだけで不動産会社を選んでしまうのは危険です。小さくても地域密着型で、優良な不動産会社などもあり、売却額にも大きな差が出ます。

例)査定額の差はこんなに出ます
A社…3,680万円
B社…3,800万円
C社…4,260万円
D社…3,880万円

同じ物件であっても、実際複数の不動産会社に査定してもらうと、このように金額に差があることがわかります。ちなみに最高査定額を提示してくれたのは、あまり知名度が高くない会社でした。査定額の差はなんと580万円です!もし、知名度やイメージだけで選んだ会社がA社だったら…とてももったいないですよね。少しでも高く売却するのは、綿密なリサーチから。どの会社に売却を託すかはとても大事です。少しでも高く売ってくれる会社がベストパートナー、となるわけです。不動産会社と言っても、マンションの売却が得意、賃貸がメイン、投資物件専門というように、その中でも得意な分野が違う場合もあるのです。

コツその2:複数の不動産会社を慎重に比較検討する!

査定額以外にも、その地域の売却実績や売却額などを聞いてみましょう。売却実績は会社の大小に関係ない場合も多いものです。地域密着型で、信頼されている小さな不動産会社が良いという場合もあるのです。査定額が出た後は、実際に不動産会社に連絡をとって個別の実績を聞いていきましょう。

重視するのは直近の3ヶ月

特に自分のマンションを売却する上で大事なのは、近々3ヶ月の実績です。

不動産屋のみならずどのような企業でも売上が良い時期と悪い時期というのは大なり小なりあります。

もしも自分が選択した不動産屋の実績が十分な感じでも、それが5年前や10年前なら参考になりません。

あくまで自分が不動産を売るのは「現在」なので、むしろ昔の実績がなくても近々の実績が優秀なことが大切なのです。

マンションを売却するということは、そのマンションを売ったら終わりなので昔や未来を考えるよりも、現在の状況を把握して行動していけば良いのです。

担当者との相性

また、担当者との相性も大切です。家を売却するにあたって、定期的に連絡を取り合うことになる担当者が信頼できるか、親身になってくれるかは重要なポイントです。

マンション売却は不動産屋に仲介手数料は支払うことになりますが、売上の多くは自分の手元にくるわけです。

そのことから自分の意見を聞いてくれる担当者の方が良いでしょう。

もしも担当者が意見を押し付けてきて、希望金額よりも低いものになってしまったら、不動産屋は仲介手数料をもらえるので良いのかもしれませんが、売却者は損しかしません。

売却者というのは自分の資産を売ることになるので、なるべくなら自分の満足行くように自分の意見を通した方が良いのです。

そのためには信頼ができて、ストレスなく取引ができる担当者とマンション売却を行なっているかも重要な項目なのです。

各不動産会社に行ってみるなどして、慎重に、時間をかけて選びましょう。

担当者の相性をチェックするためにも、次のような項目に意識をして担当者の動きをチェックして見ることも重要です。

こんな担当者には気をつけよう
1、専門用語ばかりを使って説明する

担当者が、不動産売却について専門用語を多用して説明をする場合は、あまり良い担当者であると言えません。専門用語を使うことで、売却する側に理解させる隙を作らないことになります。その結果として、よくわからないまま契約へと進んでしまう恐れもあります。この場合だと、売却後にもう少し高く売れる方法があった。というように後悔する場合があるので、なるべく担当者がこちら側に立って説明をしてくれる人を見つけましょう。

2、売却メリットばかり話す

売却メリットの情報を得ることは大事ですが、メリットがあまりにも多い場合は、本当に売却が出来るのかある程度疑う目を持つことも大切です。担当者の中には売却をなんとかするために、後押しする要素をわざと教える場合があります。もし、メリットばかりでこちらに何もデメリットが無いと感じるようであれば、売却した際のデメリットはどういったものがあるのか、しっかり聞くことも重要です。

3、販売用の図面を見せてくれない

販売をするためには、買い手が必要な情報を知ることも重要です。そこで、ポイントとなるのが、売却する自分の物件の図面です。本当に、買い手を探しているのであれば、図面を作成して相手をさがす動きを見せるはずですが、その気が元々ない場合は図面を作成していない可能性があります。

担当者の本気度を確かめるために、販売する際の図面確認もしっかり行いましょう。

4、価格を下げる時、具体的な説明がない

売却をする中で、どうしても必要に迫られる選択肢が価格を下げる。出来れば価格を維持したまま売却を行いたいと誰もが考えることですが、どうしても価格を下げる必要がある時も存在します。価格を下げる時が仕方ない状況です。もしも、担当者が「売れないので価格を下げます」だけで応じることは良くないと言えます。なぜ価格を下げるのか。どれくらい価格を下げて、下げることによってどういうメリットがあるのか。何故価格を下げる必要があるのかをしっかり説明してくれない担当者は、ただ契約を進めたいだけだと認識しておきましょう。

5、高く売るアドバイスがない

売却する方法や、価格を下げる方法の提案があっても、少しでも高く売るためにどんなことに気をつければよいのか。ネットに乗っていないプロしか知らない情報を教えてくれる気配が無いのであれば、その担当者は、あまり信頼出来る人とは言えません。こちらから高く売る方法の質問を投げかけて、どれくらい専門性が高い答えが返って来るのかを見極めることも重要です。

コツその3:不動産屋の得意分野を把握する!

コツその1の最後の方でも話しましたが、不動産屋というのは家に携わる仕事なのでどの不動産屋も同じようなことをしているように感じてしまいますが、同じ不動産屋の括りの中にいても、不動産屋ごとに得意分野と不得意の分野が存在します。

具体例

例えば上記の項目のように、複数の不動産屋から査定を受けたとしましょう。

その結果A社が2000万円でB社が2300万円、C社が2500万円という査定をそれぞれの不動産屋が出してきました。

金額からいったら間違いなくC社が一番高額なので良いと思いますよね?

ところが査定金額だけを見てしまいC社に飛びつくとかえって損をする可能性も。

実はA社というのはマンションを売買に特化した不動産屋で、B社というのは法人関係を主に行う不動産屋、C社はマンション賃貸を専門にしている不動産だったとしましょう。

今回扱う不動産の内容はマンション売却なので、査定額は低くともA社が一番信頼できます。

しかしそれを知らず査定金額が高いC社を選んでしまうと、専門分野外なので取引がうまくいかない可能性があります。

また査定金額もマンション売却に慣れていない可能性があり、妥当な金額かどうかは疑問です。

妥当な金額でマンションが売りに出ていなければ、高額売却は望めるかもしれませんが、売れる可能性は低くなります。

マンションが売れない状態が続いてしまうと、結果的に売却金額を下げて販売しなければならないので、結果的に高額売却が望めなくなってしまいます。

逆に査定額が一番低かったA社を選んでおけば、マンションを何件も扱っていて妥当な査定金額を提示してくれるほか、マンション売却にも慣れているので売却をスムーズに行ってくれます。

売却金額が高いということは高額売却を望めるのかもしれませんが、売却できる可能性と値下げを行わなくても大丈夫そうな不動産屋を選択することが、結果的にマンションを高く売ることに繋がります。

ワンポイントアドバイス

  • 査定する段階では、ハウスクリーニングなどはまだ必要ありません。客観的に立地条件や専有面積、間取り、構造、築年数、日当たりなどを見て査定するだけです。不動産会社の担当者が実際に家を見て査定額が決定しますので、その時に他人が家に入ってもおかしくないレベルに片付いていれば問題はありません。
  • 実際に不動産会社の担当者が査定してくれたら、なぜその金額になったのかを聞いてみましょう。査定額の根拠を知ることが大切です。同一地域の同条件のマンションの売却額の相場と比較して、査定額のプラスポイントとマイナスポイントを質問してみます。その時に、明確な理由や基準がある会社は信頼できると言えるでしょう。契約に持ち込むために査定額を高く言っておいて、契約後に安い金額を提示してくるなど、いい加減な対応をする会社もあるようです。

コツその4:売却のシナリオを考える

査定額が決まったら、あとは不動産業者に任せて売却できるのを待つ。

と考えている人もいるかもしれません。

しかし、この考え方では高く売却をすることができません。大事なのは売却をするためのシナリオをしっかり決めておくことも大切です。

具体的に、どのシナリオを設定すべきなのでしょうか。

<理想的なシナリオとは>

売却を理想的に行うためにも、強気の計画性が必要です。

強気の出し値を続ける期間、買い手の声・反応を聞く期間、価格を下げる期間

この3つの期間をどのように設定するかで、理想的なシナリオを考えることができます。

この3つの期間を、こちらが主導権を握って進めることで、売却を有利にすることができます。

<不動産会社の言葉に騙されないように>

ここで気をつけなければならないのが、不動産会社の言葉を鵜呑みにして交渉を進める場合です。

不動産会社の中には、買い手が見つかっているのにも関わらず、全く売却先が見つからないから今すぐにでも売却しようとしている価格を下げた方が良い。と査定額よりも下げた価格で物件を売れないか交渉をしてくる場合があります。この時に何も考えずに不動産屋の話に乗ると、意図的に売却価格を下げられてしまう可能性があります。

そのため、次のようなことに気をつけて、不動産屋の動きをチェックしましょう。

1、広告方法はどのようにしているか

売却するための戦略について、どのような方法を採用しているのかを問い合わせてみることも大切です。

例えば、チラシを配っている、ネットに掲載しているだけ、様々な方法があります。その戦略を具体的に説明してくれない不動産会社は信頼出来ない可能性があります。

具体的に広告戦略を教えてくれる不動産会社かどうかも重要です。

2、掲載後2週間の動きを見る

掲載後2週間の動きがとても重要です。ここで基準となるのは、この2週間でどんな動きがあったか?

ということです。実際に見学希望をしなくても、閲覧数や、お気に入り登録数といった直接的ではないが、もしかしたら、契約してくれるかもしれない人がどの程度いたのかを聞いてみましょう。

掲載直後閲覧数が多ければ、価格を下げる必要はありません。

また、2週間経過しても、閲覧者が多いのであれば価格を下げる必要は全くないと言えます。

3、不動産会社に決めさせない

物件掲載直後、不動産会社からなるべく早く価格を下げることが重要と言われるかもしれません。

もし、早くに価格を下げようと意図的にしているのであれば、その不動産会社がわざとやっている場合があります。1週間程度観察しましょう。不動産会社が無理に売却を急かすようであれば、その不動産会社はオススメ出来るとは言えません。あくまでも、不動産会社のペースではなく、こちらのペースで売却を展開出来るように、常に有利な状況を作りあげることも大切であると覚えておきましょう。

コツその5:「買いたい!」と思わせるような家にする!

マンションを売りに出すと、購入希望者(買主)が不動産会社を通して内覧を希望して来ます。

マンションを売却するには、購入希望者(買主)に住みたいと思わせるようなテクニックが功を奏すこともあります。そうしたテクニックの一例を、いくつか紹介してみましょう。

スッキリ広々と見せること

内覧者が来た時に、既に他の場所に引っ越した後であれば良いのですが、完全に空家にすることは難しい場合も多いものです。そんなときに、家の中が物であふれかえっていたり、整理できていないというのでは内覧者に良い印象は与えられません。内覧者は現状を見て判断しますので、「収納スペースが少ない」「狭い」「古い」などの印象を持たれてしまう可能性が高いです。内覧者は事前に間取りや専有面積、築年数など物件の情報を得てから来ています。それでも実際に見た時にどんな印象を持つか、で決まってしまうことがほとんど。そこで、あらかじめ整理整頓をして、不要なものは出来るだけ片付けてしまいましょう。トランクルームや実家などが近くにあれば、上手く活用し、生活感のあるものやごちゃごちゃ見えるものなどは見せない工夫を。もし少量なのであれば車のトランクに置くなどしても良いでしょう。専有面積が狭くても「わぁ、意外と広いじゃない!」築年数が経っていても「わぁ、意外と新しいじゃない!」「綺麗にして住んでいたんだな。」などと思わせることができれば、購買意欲を高めることもできます。

家の「アピールポイント」を明確にすること

売却しようとしている家を購入する時、あなたはその家のどこを気に入りましたか?「玄関が明るく広々している」「キッチンが広くて使いやすい」「リビングからの眺めが好き」「和室が小上がりスペースになっていておしゃれ」「ベランダガーデニングができそう」「花火が見える」さまざまなお気に入りのポイントがあって購入されたはずです。それは内覧者に対しても強力な「アピールポイント」になります。「ここをアピールしたい!」というところは念入りに綺麗にしたり、素敵な空間を演出するように心がけましょう。

例えば「夜、ベランダでお酒を飲むのが楽しみなんです。」と言って、ウッドデッキが敷かれ、小さなガーデンテーブルセットなどか置かれているような、素敵なベランダを見せられたらどうでしょうか。殺風景なベランダと比較して、やはり好印象ですよね。家の中だけではなくベランダに至るまで、物件のアピールポイントになるということを忘れずに。

あまり気負うことなく、自分の大切な友人を招き入れるような気持ちで、自分の家の魅力をしっかりと伝える工夫をしてください。

明るく見せること

内覧者が玄関に入った瞬間の印象が大切です。特に玄関から廊下にかけては暗いというマンションが多いですが、その家の最初の印象を決める、とても重要な瞬間です。昼間の内覧でも電気は全てつけましょう。そして事前に電球などは変えておきましょう。照明の色も重要です。部屋やエリアによって使い分けたいものです。内覧者が来る前に、不動産会社の担当の方にも部屋の明るさについて印象を聞いたり、アドバイスをもらいましょう。

照明だけでなく、浴室などの水周りなどカビが生えやすいところなどは清潔にしておくことで明るく見えます。経年変化によって、ドアや床、壁や天井などにもカビが生えたり、汚れが取れなかったりします。自分で落としきれない汚れは、ハウスクリーニングを検討してみてはいかがでしょうか。

リフォームなどが必要になってくる場合、物件の値下げをするのとリフォームをするのとどちらがお得か、不動産会社を交えて話し合っておきましょう。

売却が「ネガティブな理由によるものではない」と伝えること 不動産会社のサイトを見ていると、中古物件に関して、売主がなぜその物件を売却することにしたのか、エピソードを語っているサイトを見ることがあります。物件を探している人の多くは、最初に物件情報を得るのがインターネットのサイトであることが多いため、写真では伝わらない部分を売主から伝えてもらうことはとても重要だと思います。何か不幸があったり、トラブルがあったりした家は、気分的に避けたいと思うものです。「夫婦2人での生活をと考えて購入したが、子供ができたので、もう少しのんびり暮らせるところに住みたい。」「子供の通学に便利な場所に引っ越すことにした。」「定年を迎えたので、郊外に引っ越すことにした。」

インターネットだけではなく、実際に内覧に来てくれた人に対しても、このように気に入っている家だけれども、「ライフスタイルの変化に伴う売却」などのポジティブな理由であることを伝えると良いでしょう。その物件に対して安心感を持つことができます。

人気物件であることをアピールする

見学に来た人が、この物件は人気物件であるということを認識してもらうことも重要です。

人気物件と見学者が感じれば、すぐに契約を進めるように行動するでしょう。

しかし、そのためにはちょっとした工夫が必要です。

特に、気をつけるべき点は、見学者のスケジューリングです。

見学者が多ければ、それだけこの物件は人気がある。注目している物件であるということが客観的な情報から判断することができます。見学者の予約については、なるべく1組でも多く訪れてもらえるよう、無理ないスケジューリングが大切です。

また、個別ではなく、予約が殺到したため合同での見学になりますといった提案をするだけでも印象が大きくことなります。とにかく、人気物件であるということを理解してもらえるよう努力しましょう。

部屋別のチェックリスト

マンション売却が上手くいくかどうかは、購入希望者の第一印象で決まることもあります。
買主が見学に訪れたとき、この家に住みたい! と直感的に感じてもらうことが、購入へとつながります。この第一印象をよくするために、人によってはハウスクリーニング業者を家に招いて綺麗にしてから見学を迎えるということもあります。そこで、第一印象を良くするためのコツをまとめてみました。是非これから見学を控えている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

【玄関】

見学に訪れて最初に目に付く場所なので、傘や靴が放置されていないように、隅にごみや泥がたまっていないように注意します。三和土は特に綺麗に水ぶきしておくと、印象がぐっと良くなります。

リビング・ダイニング】

できるだけ部屋を広く見せるように、余計なものは片づけて広々した印象を演出します。
普段置いているものは、整理整頓をしましょう。イメージは、モデルルームをイメージして整頓をしておくと、見学者からは好印象です。

【キッチン】

特に匂いに注意します。生ゴミなどが置かれていないように、汚れているものは一時的に見えないように退避させておいても良いでしょう。シンクやガスコンロは綺麗に磨き上げておくと、清潔なキッチンの印象が強まります。
それでも、どうしても臭いが取れないようであれば、専門の業者に依頼をして対処してもらうことも大切です。全て自分たちで対処することが出来ればそれに越したことはありませんが、プロの力を借りることでより臭いの除去や、頑固な油汚れも除去することができます。是非活用しましょう。

【タバコへの配慮】

キッチンやトイレ、浴室に発生する独特の臭いへの対処に注意がいかない人はいませんが、それ以上に配慮しなければいけないのは、喫煙者がいる場合です。
喫煙者がいる場合は、タバコの匂いが残っている場合があります。常に換気をすることが大切です。また、見学者が訪れるまでは、なるべく喫煙することを控えましょう。
また、喫煙を長い期間していると、壁がヤニで汚れています。壁がヤニで汚れている状態を良いと考えない人も多いので、もしそのような状態であるならば、専門業者に依頼をして、クリーニングをしてもらいましょう。
喫煙者がいるようであれば、このような点に配慮しなければなりません。タバコを吸わない人が見学しに来ると想定して準備しておきましょう。

【浴室・洗面】

カビや水あかは丁寧に掃除して、取り除いておくことが必要です。特にカビは目立ちやすく見た目が悪いので注意が必要です。カビが残ってしまっていると掃除しても落ちないほどのカビなのではないかという印象を持たれたり、カビが生えやすい条件が揃ってしまっているのではないかと思われマイナス要素にしか働きません。掃除の後は古いタオルなどで水分を綺麗に拭き取っておくと好印象です。

【トイレ】

トイレの臭いは誰でも嫌がるものなので、消臭剤や芳香剤を利用し、臭いが気にならないようにします。床の隅や手洗いの水あかなど、普段は見落としてしまうようなところも丁寧に掃除しておきます。

【ベランダ】

ベランダに物を置いていると印象が悪くなります。見学の当日には、ベランダに何も物を置かないように気を付けます。

【窓ガラス】

窓ガラスは綺麗に拭いておきます。網戸が汚れていると大変みすぼらしい印象を与えてしまうので、綺麗に掃除するか張り替えてしまうのが良いでしょう。窓ガラスのパッキンは長年使っていると、結露などの影響でカビが生えて黒ずんでしまっている恐れもあるので、防カビ剤を使用して取り除いておいたほうが見た目は良くなります。

【収納】

収納は部屋を決めるときの大きなポイントにもなり、特に女性が気にする部分です。中には開けて見たがる人もいるでしょうから、内部も綺麗に整頓しておいた方が良いでしょう。

【換気扇や照明】

ほこりが溜まっていたら綺麗に掃除しておきます。照明が暗いと陰気なイメージを与えてしまうので、蛍光灯が古くなっていたら新しいものと交換しておきましょう。アクリルカバーがついている天井はめ込み型の照明は小さな虫の死骸がたまりやすく、下から覗くと目立つのでこまめに外して清掃しておく必要があります。換気扇は露出型のものだと油汚れやホコリが目立ってしまうので、中性洗剤等につけ置きして完全に取り除いておきましょう。

【クリーニング業者と自分でやるのはどっちが良いのか】

見学に向けてのチェック項目は様々です。なので、それだけ色々な部分をチェックしなければいけませんが、中には面倒だと思ったり、素人の手では手に負えない状態になっている汚れもあります。特に、エアコン周りやキッチンは頑固な汚れが残っていたり、素人が手を出すとかえって故障の原因を作ってしまうことにつながります。
そこで、このような場合を考慮すると、クリーニング業者を頼んだ方が良いということになります。

<クリーニング業者を呼ぶことでのメリットは?>

クリーニング業者を呼ぶことで、次のようなメリットがあります。

1、プロでしか落とせない汚れを落とせる

素人では汚れが落とせない場所でも綺麗に落としてもらうことができます。
それによって、中古物件だとしても、新築物件のような綺麗さを取り戻すことが可能です。
中古物件で重要なのは、いかに新築に近い状態にするかということです。
見学時にクリニーニングがしっかりされていれば、引き渡す時のイメージができやすいので、より買い換える決断を後押しすることができます。

2、掃除の手間を省ける

掃除をするには、かなり時間をかけないといけません。見学のスケジュールまでに時間がないのであれば、業者を頼むことで、短時間の間に綺麗な状態にすることができます。
また、業者に時間を指定すれば、その時間にやってきて、時間内に作業を終えてくれるので、
その間に漏れはないかのチェックができます。

3、整理整頓をしっかりしてくれる

掃除だけではなく、整理整頓もクリーニング業者は行ってくれます。
うまく、家にあるものを整頓することができないと思えば、業者のアドバイスを聞きながら綺麗にすることも可能です。

このようなメリットから、クリーニグ業者を呼んで部屋を掃除するメリットは十分あります。
もちろん、それなりの料金を取られますが、物件が全く売れないよりは、少しでも売れる可能性をあげるために必要経費と捉えても良いでしょう。

オープンハウス・リノベーションという選択肢も

マンションは外から見ただけでは解らないので、積極的にオープンハウスを開催して多くの人に部屋を見てもらう努力も必要でしょう。
不動産売却に慣れた業者ならオープンハウスの日に合せて事前に上手な集客を行ってくれるので、1日でたくさんの購入希望者に見学してもらうことができます。オープンハウスで契約が決まることも多いので、面倒がらずに活用することがおすすめです。

また、古い物件は中々買い手が見付からないことも少なくありません。いつまでも物件情報がさらされたままになっている売却物件は、情報としての鮮度を失って良い購入者を見付けることが難しくなってしまうので、思い切ってリノベーションを検討することも有効な手段です。

リノベーションとは、部屋の間取りから内装・設備の全てを一新して新築物件同様にして売り出す方法。中古のイメージが無くなることで価格も高く設定することができる上、買い手が早期に見付かる利点があります。
リノベーションを行う場合は、リノベーション物件の取り扱いが多い不動産業者を選ぶと良いでしょう。

壁紙や床の張り替えで清潔に

またリノベーションはお金がかかるので躊躇してしまう方は、壁紙や床の張り替えだけ行って部屋を綺麗に見せるという方法もあります。

部屋を見学しているとどうしても壁紙や床は目に入ってしまうので、汚れていたり傷が付いていると、それだけで悪い印象を与えてしまいます。

結果的に間取りなどは良くても、それが気になって購入をやめてしまったというケースも少なくはありません。

購入者も高額な金額を出してマンションを購入するので、それだけマンションを見る目は厳しいものになってしまいます。

そこで壁紙や床だけでも綺麗にしておけば、それだけで綺麗にマンションを使っていたという印象を持たせることができ、購入意欲をあげることができます。

売出しから成約までの日数

東日本不動産流通機構(レインズ)の最新データから、直近の13期における中古マンションの登録から成約に至る日数の動向を見てみましょう。

集計年月 成約日数 前年比
2010年7~9月 64.4日 -6.8%
10~12月 63.2 -2.4%
2011年1~3月 66.7 3.6%
4~6月 65.3 1.9%
7~9月 68.2 5.9%
10~12月 69.7 10.4%
2012年1~3月 74.8 12.1%
4~6月 76.3 16.8%
7~9月 78.9 15.7%
10~12月 78.6 12.7%
2013年1~3月 84.4 12.8%
4~6月 83.0 8.8%
10~12月 77.5 -1.8%

2012年度まで、明らかに成約までの日数が増えていたことが上の表からわかります。ただ、2013年度の1月から3月期をピークに直近の6ヵ月では、登録から成約に至るまでの日数が減少傾向を見せていることが読み取れます。

首都圏の中古マンションの成約件数においても上昇傾向が見られることから、中古マンション売却の動向はやや活発になり始めていると考えて良いでしょう。

売出しのタイミング

マンションのみならず不動産には高額で売れるタイミングとそう出ないタイミングがあります。

マンションを高く売却するためには、売出しのタイミングにも配慮することが必要です。

不動産業界が活発になるのは春と秋

結論から言うと、不動産が売れる季節は特に春と秋。

売出しに最も良い時期は、不動産取引の件数が年間で最も盛んに行われる不動産が売れる春と秋つまり4月と10月の不動産市場がピークを迎えている時です。不動産取引のピークには普段より多くの購入希望者が集中しているため、より多くの購入希望者の目に物件が触れやすいメリットがあります。

理由として秋は企業内の人事異動が多い季節になるので、転勤者が新しい不動産を多く求めます。春も転勤者が多い季節になりますが、それにプラスして新社会人や学生が他の地域に移り住む季節になるので、こちらも新しい不動産を多く求めます。

そのことからここに照準を合わせて不動産を売却すれば、購入希望者が多く希望金額で不動産を売却できる可能性が上がります。

しかし、不動産はコンビニの商品なんかとは違い、即決して購入するものではありません。住居用に使用しているマンションの売却には住み替えの手配が付きものですから、今がピークというときに動き始めても機を逃してしまうでしょう。ピークに合せて売出しを開始するためには、少なくとも不動産マーケットに出てから不動産が最も売れる可能性が高くなると言われている3ヶ月前、できれば半年くらいの余裕を持って臨むのがベストです。

4月のピーク狙いなら前年の11月から、10月狙いなら5月くらいから準備を始めると、間違いなくピーク時の売出しが可能です。

逆に夏や冬に不動産売却を狙ってしまうと、4月と10月よりも購入希望者は少なくなるので売却できる可能性が少なくなってしまいます。

絶対に売れないということはありませんが、不動産が売れ残ってしまうと価格を下げて売り出し直さなければならないので、「高く売却すると」という目標をたてている方は、購入希望者が少なくなってしまう可能性が高い分、満足がいく取引ではなくなってしまいます。

結局築年数が浅いのはマンション売却では大切こと

築年数が経っていても売れるマンションは結局売れるのですが、築年数が浅いというのは高額売却望む上で重要な項目として外せません。

築年数が浅いマンションというのは、当たり前ですが新しいマンションの部類に入るので見た目的にも、イメージ的にもしれだけで印象が良くなります。

また室内以外の共有スペースも時代にあった最新の設備やデザインであり、何より築年数が浅いとマンション自体の寿命は長いことになります。

確かに売却するマンションの築年数が経っていて室内が古かったとしても、リフォームさえしてしまえば見た目的には良くなり、どうとでもできます。

しかし室内以外の廊下やエントランス、機械設備などの共有スペースなどは、どうしても築年数が経っているとデザインや用途が現代とかみ合わなくなり、マイナスポイントとして目立ってしまいます。

マンションの寿命も新しいものよりも短く、購入後も様々な箇所を修繕してマンションの寿命を維持していくために様々な改修工事が行われ、その面での費用が入居後もかかってきてしまいます。

そのことから購入後のことを考えてしまうと、築年数が浅いうちにマンションを売ってしまった方がそれらの懸念がなくなり、購入需要が高くなります。

東京の不動産売却会社3選

オフィスパートナー

常に相場より高値での不動産売却を目指している。購入希望者と直接交渉し、売り手と買い手の希望を汲み取ってすり合わせてくれるため、実際の売却額も相場より高めのケースが多い。

レッツクリエイション

売り手の希望に合わせて、3種類の売却コースを用意している。リフォーム・リノベーション後の売却にも対応。

住友不動産販売

全国に250を超える店舗を持つ大手不動産業者。仲介業者でNo.1の実績は信頼度が高い。